
アンケートによって、個人年金保険に加入する理由として、トップになった理由は、老後の生活資金が心配だからというものでした。この結果から、老後の生活まで心配するなんて、という方もいらっしゃるでしょう。ですが、この不安はどのような理由で現れたのでしょうか。
総務省が出しているデータに、家庭調査年報というものがあり、ここでは世帯主が六十歳以上定年退職後、妻と二人で暮らしている場合の、一ヶ月あたりの支出が出されています。これを見てみると、公的年金であったり、その他からの収入のなかで、税金や、社会保険料といったような金額を抜いた金額の、いわゆる可処分所得は月十九万二千四百三円です。
そして、食費や、光熱費、そして娯楽費といったような支出合計を見てみると、二十四万七千三百十九円でした。ですから、単純計算で五万円以上不足するということなのです。
さらにこの世代というのは、公的年金の受取額などの社会保障給付が、収入のうちの約九割を占めているのですが、これが今の三十代が、六十歳になったときの収入の中で、公的年金などの社会保障給付は三割程度しかないということです。
ですから、若年になればなるほど、老後の生活費というのは、今のうちから準備をしなくてはならないといいうことがわかります。そして、厚生労働省が出しているデータでは、男女とも平均寿命は伸びていて、男性がだいたい七十九歳、そして女性は八十五歳ということです。ですから、長生きということも考えて、備えていかなければならないのです。
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